みなと用語辞典
普段聞き慣れない、専門的な港湾に関わる用語を解説しています。
(出典:数字で見る港湾2017[監修:国土交通省港湾局、発行:(公社)日本港湾協会])
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ISPSコード International Ships and Port Facility Security Code (船舶及び港湾施設の保安のための国際コード)
SOLAS条約の保安部分(附属書XI-2章)の添付文書で、保安確保のための要件を規定。パートAとパートBに分かれ、パートAは強制要件,パートBは勧告要件となっている。
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アンローダ
クレーンの一種で岸壁において本船から鉱石や石炭などのばら積み貨物を陸揚げする荷役機械。
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インボイス
荷主が、発送貨物の品名、種類、価格、発送人、荷受人等を詳細に記入し、荷受人に送付する明細書のこと。
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インランドデポ
港湾、空港以外の内陸部にある貿易貨物輸送基地。輸出入貨物の通関機能と保税機能を併せ持つほか、貨物の保管や集配などが行われる。デバンニングされた空コンテナを港へ返却するのではなく、インランドデポへ輸送し、別の貨物の輸出に用いる(ラウンドユースする)ことでコンテナの空荷輸送が削減できる等、物流効率化の効果がある。通常、コンテナは船社毎に管理される。
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インランドポート
複数の船社が内陸部の物流施設に対し、コンテナの集配・保管等の場所として港湾内にあるデポと同様の指定をし、あたかも港湾が内陸部にあるかのように共同で利用することができるようにする、内陸部の物流拠点の新たな概念。
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一般公共海岸区域
公共海岸の区域のうち、海岸保全区域以外の区域。国有海浜地の占用許可、 行為の制限、放置船等に対する簡易代執行などを海岸管理として行う。
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一般炭
発電用ボイラーや暖房の燃料として使われる石炭。
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ヴァーレマックス
ブラジル資源大手のヴァーレが建造を進める世界最大の40 万重量トン型鉱石船の船型のこと。2011年 5 月にシリーズ第一船となる 「Vale Brasil」(船舶諸元:全長362m、幅65m、満載喫水23.0m、重量トン数402,347DWT)を就航させている。ヴァーレが取り扱うブラジル産鉄鋼石は、主要な消費地である東アジア市場から遠く、ライバルの欧州の資源会社と比べ地理的に不利な状況にあるため、スケールメリットにより輸送コストを安定化させることを目的としている。
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上屋
荷揚げした貨物や船に積込む貨物の荷さばきや一時保管を行うための施設で、通常、エプロンに配置される。貨物の保管を目的とする倉庫とは異なる。港湾法第2条に定められる港湾施設である荷さばき施設の一つ。
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浮桟橋(ポンツーン)
船客の乗降や貨物を荷役するため船舶を係留する施設の一種で、箱型の浮体を用いたもの。潮位差の大きい所に設けられる。港湾法第2条に定められる港湾施設である係留施設の一つ。
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AEO制度 Authorized Economic Operator (認定事業者制度)
民間企業と税関のパートナーシップを通じて、国際物流におけるセキュリティ確保と物流効率化を両立させる制度のこと。優れた貨物管理体制を有する事業者を関係当局が認定し、通関手続等で優遇。国家間の相互承認制度もある。
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AIS Automatic Identification System
船舶の識別符号、種類、位置、進路、速力、航行状態及びその他の安全に関する情報を自動的に送受信し、船舶相互間及び船舶と陸上の航行援助施設等との問で情報の交換を行うシステムのこと。
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FCL full container load
コンテナ 1個分を満たした貨物。
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FEU forty-foot equivalent units
40ft. 換算のコンテナ取扱個数の単位。
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FOB free on board
貿易条件の一つで、「本船渡し条件」のこと。この場合、商品を出荷してから船に積み込むまでの費用を売主が負担し、それ以降の費用を買主が負担する取引となる。商品を出荷してから船に積み込むまでの各種手続き・作業の代金をFOB価格という。
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LCL less than container load
コンテナ 1 個分を満たすには足りない小口貨物。
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エプロン
岸壁の陸側にあって、背後の上屋、野積場などまでのスペース。